米軍基地内でのクリスマスイベント

12月10日（土）11日（日）の2日間、沖縄県うるま市の米軍基地・キャンプコートニーで「コートニークリスマス・フェスト2016」が開催される。

キャンプコートニーは、沖縄本島東岸、うるま市の北側に位置するアメリカ合衆国海兵隊の駐屯基地である。

約1.3k㎡の敷地内には、第三海兵遠征軍と第三海兵師団の司令部がおかれ、隊員のその家族の住居の他、教会や病院、スーパー、映画館、野球場などの施設が揃っている。

期間中は、基地が一般に開放され施設内のイベント会場では、特設ステージでのショーやパフォーマンス、移動遊園地や屋台など、アメリカのクリスマスならではのアトラクションを楽しむことができる。

中でも大人気なのが、コートニー名物のサンタクロースとの記念撮影で、子供連れの家族などが大行列をつくり30分以上の待ち時間ができる程だ。

フードコートにも入ることができるため「アンソニーピザ」「サブウェイ」「31アイスクリーム」など、沖縄県民にとって懐かしい店舗には多くの来場者が詰めかける。

トップセールス

沖縄では海外からの入域観光客数が伸びているが、韓国でさらなる誘客促進と、現地の観光業界との関係構築を図るため、翁長知事をトップとする県の訪問団が、16日現地に向けて出発した。

翁長知事は、沖縄ブランドを強化することで、さらなる観光客の呼び込みを目指しており、知事自らが宣伝マンとなり、韓国で沖縄観光の魅力をアピールする「トップセールス」を実施することを、11日の県庁での定例記者会見で発表していた。

出発に先立ち那覇空港では結団式が開かれ、その場で知事は、「沖縄観光という意味では、韓国は近年大黒柱的な立場にある」とコメントした。なお、昨年度韓国から沖縄を訪れた観光客はおよそ33万人で前の年度より73パーセント増加している。

韓国航空会社を訪問

訪問団は同日、韓国のアシアナ航空と大韓航空を訪れ、両航空会社に対して、那覇と韓国を結ぶ直行便の運航が続いていることに感謝の意を伝えた。

翁長知事は、アシアナ航空のチョ・ギュヨン副社長に対し「仁川国際空港を通して世界中から沖縄に来てもらえるようにしたい」と、さらなる直行便の増便などの協力を求めた。

それに対して、チョ副社長からは、韓国を訪れる日本人が減少傾向にあるとして「修学旅行を含めた相互交流に力を貸してほしい」との要望があったという。

「沖縄ナイト」

訪問団は、航空会社のほか、旅行社などを訪問し、沖縄観光情報を発信するセミナーや県内事業者との商談会を開いている。

同日夜には、ソウルのザ・プラザホテルで「沖縄ナイト in 韓国」と題した沖縄PRイベントを開催した。このイベントには、韓国の航空会社や旅行社、現地メディアなど約200人を招待し、琉球料理や芸能を披露することで、沖縄観光の魅力を発信している。

知事らは17日、ソウル市内のMICE施設を視察し、同日中に帰国する。

世界最大級の水槽でジンベエザメのペア展示

沖縄美ら海水族館で、ジンベエザメのジンタ(成熟オス8.6m）とジンベエザメのメス（未成熟8m）の繁殖に向けて、11月よりペアでの飼育展示を開始した。飼育下におけるジンベエザメの繁殖は、世界初の試みとなる。

今回始まったペアでの飼育展示は、いまだなぞが多いジンベエザメの繁殖解明に寄与することが期待される。

それにともない、これまで展示してきた3匹のジンベエザメのうち、小型のメス1匹は海上の生け簀へ移された。今回移動されたジンベエザメは、水槽から搬出した個体の中でも最大級の全長で7.7m。

ジンベエザメについて

ジンベエザメは最大全長が12m以上にもなる、世界最大の魚類。世界で最初に飼育を成功させたのは沖縄美ら海水族館だ。ジンベエザメのジンタは、世界最長飼育記録を更新し続けている。

沖縄美ら海水族館について

沖縄美ら海水族館の「美ら（ちゅら）」というのは、沖縄の言葉で「美しい」「綺麗」という意味。これまで沖縄美ら海水族館は、ナンヨウマンタやミナミバンドウイルカなど、26種類の動物を飼育下で繁殖させている。

沖縄美ら海水族館へは、那覇空港から車で高速道路を利用して約2時間、高速バスでは約3時間。海洋博公園内にある。（沖縄県国頭郡本部町字石川424番地）

営業時間は、10月から2月は8時30分より18時30分、3月から9月は8時30分より20時。休園日は、12月の第1水曜日とその翌日(木曜日)。

入館料金は大人1,850円（16時から1,290円）、高校生1,230円（16時から860円）、小、中学生610円（16時から430円）、6歳未満無料。

（画像はプレスリリースより）

「フラハラウピカケテルヌマホイケin OKINAWA 2016」概要

2016年12月11日（日）豊見城市立中央公民館大ホールにおいて、「フラハラウピカケテルヌマホイケin OKINAWA 2016」が開催される。14時30分開場、開演は15時。チケットは、全席自由で3,500円。

当イベントは2部構成で、1部はフラダンスの発表会、2部は豪華なゲストによるダンスショーを予定している。チケットの購入方法等の詳細は、フラハラウピカケテルヌマ本部校または沖縄校まで。

「フラハラウピカケテルヌマ」とは、「ピカケテルヌマのフラの家族」という意味。ダンスを通して、たくさんの感謝と愛を届ける。

華やかなゲストダンサー

2部のダンスショーには、インストラクターとしても活躍する2016年全日本ラテンファイナリストの久野将也&和田有可、TV番組やアーティストのコンサートなど数多くのプロジェクトに参加している伊藤昭憲、ダンスバトル「PEACE」の年間チャンピオン根本駿介らが出演する。

ラテン、HIPHOP、バレエ、ジャズなど、さまざまなダンスが融合したショーを楽しむことができそうだ。

演出補・舞台監督は栗山恭子/GRAND MOTHERが務める。

第10回記念久米島のんびりウォーク

「日本一早い花見ウォーキング」として知られる「久米島のんびりウォーク」。

第10回目の今年は、2017年1月14日（土）、15日（日）の2日間に渡り、久米島にて開催される。

花と海と緑に囲まれて歩こう

日本一早い桜「寒緋桜」と、久米島固有の椿である「久米紅」を眺めながら、青い海と山々の緑に囲まれてのんびりと歩く至福の時間を過ごすことができる大会。

参加者の体力に合わせて様々なコースが用意されている。気負わずチャレンジしてほしい。

距離別の7つのコース

土曜日には「アーラ桜の道とダムを渡る風コース」（30km）、「エメラルドビーチとアーラ桜の道コース」（15km）、「ビーチサイドとパークゴルフ場コース」（8km）と最も手頃なファミリーコース「おばあと歩く蛍の里」（3km）の4コースが用意されている。

日曜日は「歩きたくなる道500選」にも選ばれた「五枝の松～宇江城コース」（20km）と「五枝の松～だるま山花の道コース」（11km）の他、ファミリーコース「おじいと歩く西銘の道」（4km）の3つから選んで歩くことが出来る。

1日参加も2日参加も可能。のんびり歩いて久米島の豊かな自然を堪能してみては？

（画像はプレスリリースより）