種子取祭にまつわるプログラムを実施

富島最大の祭事である「種子取祭」が2016年11月4・5日に行われる。

この祭典に合わせて沖縄・竹富島のリゾートホテル「星のや竹富島」は、島の伝統儀式である「世乞い（ユークイ）」に参加して地元民と一緒に村の家々をまわるツアーや、種子取祭のメイン行事にあたる「奉納芸能」を鑑賞するツアーといった祭典開催中のプログラムを予定している。

また、今年は事前プログラムとして伝統的な祭りに関する知識を深めたり、竹富島の独特な文化に触れたりできる星のや竹富島オリジナルのプログラムも予定している。事前プログラムは祭典開催約1ヶ月前にあたる2016年10月1日から体験することができる。

約600年続いている長い伝統のこの祭りは「重要無形民族文化財」の指定も受けている。。

「種子取祭」をより楽しむ体験プログラム

事前プログラムはいくつか用意されている。

祭事にかける島人の熱気のこもった練習風景を見学する「種子取祭練習風景鑑賞ツアー」や祭事の時に着る衣装と同じものを着て写真を撮る「着付け体験」、魔除けと言われているがとてもかわいらしいお守りを実際に作る「島のお守り作り」などがある。

実際に体験することで島の魅力をより感じられるだろう。

（画像はプレスリリースより）

「ウミカジテラス」とは

瀬長島西海岸に隣接した傾斜地にある、白壁の美しいアイランドリゾート。沖縄らしい果物や野菜など、新鮮な地物を使ったグルメや、沖縄のジュエリーやクラフトを扱ったショップが並んでいる。慶良間諸島を眺めながら、ゆったりと休日を過ごせる商業施設である。

瀬長島は那覇空港の滑走路延長線上にある、海上道路を車で約10分走ったところにある、周囲1.8kmの小さな離島。

飛行機が間近に眺められるビーチがあり、遊泳は禁止だが、潮干狩りや磯遊び、ウインドサーフィンなどのマリンスポーツも楽しめる観光名所だ。サンセットや夜景を楽しめる、デートスポットにもなっている。

沖縄グルメ大集合

ウミカジテラスには、本格的なスイーツや料理を堪能できるショップが数多く出店している。

スイーツ専門店には、ジェラティエーレ（職人）により沖縄の旬のフルーツや野菜を使ったジェラードを味わえる店「yukuRu（ゆくる）」や、揚げたてさーたーあんだぎーの専門店「KAME　ANDAGI」などがある。

タピオカドリンク(バブルティ)の専門店として、台湾をはじめ世界中に店舗を持つ「クイックリー」も人気だ。

レストランやカフェでは、タコライスcafé 「きじむなぁ」や、やんばるグルメコンクールにてグランプリに輝いた「沖縄そば」など、ご当地グルメを堪能できる。

週末限定の、リゾート音楽を中心にしたイベント「ミュージック・ナイト」や、音楽やダンスのイベント「パーティー・ナイト」も、グルメやショッピングの後のお楽しみである。

詳細情報

離島の魅力溢れる物産展

離島フェア2016」が、11月25日（金）～27日（日）の3日間、沖縄セルラーパーク那覇（那覇市奥武山）で開催される。離島フェアは、沖縄県内の数々の離島から伝統芸能や特産品等が本島に集結する物産展である。年に一度しかない沖縄の離島の魅力が集う会場は、毎年多くの人で賑わう。

同展では、毎年集まった離島の特産品の中から、優良特産品を選定している。去年の優良特産品には、無農薬のにんじんをピューレにしてシークヮーサー果汁を混ぜて作られた「津堅にんじんサイダー」や伊是名産の太もずくにキムチソースがマッチした「もずくキムチ」、牛肉のカタコブを燻製にすることにより味わい深く柔らかく仕上げた「牛トロ燻製」等が選ばれた。人気商品は早期完売してしまうので、早めの来場が望ましい。

その他、例年特設ステージでのイベントも開催され、ラジオの特番収録や伝統芸能の紹介に加え、離島出身のアーティストによるライブ等が行われている。2016年のステージイベント詳細は、下記外部リンクの公式ホームページより公開後確認できる。

国内外、計25団体による夢の共演

今秋も、世界中のエイサーが一同に集うイベントが那覇市の県立武道館で開催される。

題して「世界のウチナーンチュ大会主催イベント　Eisa EXPO 2016」

今年で6回目を数え、今回出演するのは、県内18、県外3、海外4の総勢25団体によるそれそれ独自の個性をもつエイサーの共演である。

エイサーの歴史

エイサーとは沖縄や奄美地方でお盆の時期に踊られる伝統芸能の事で、その始まりは、17世紀初頭に仏教とともに伝えられた念仏が起源とされる。

明治以降、歌や踊り、お囃子といった形で庶民に伝えられていった。戦後、エイサーはさらに全国へ普及していき各地でイベント化が進み、団体同士で順位を競うコンクールなども行われる様になった

伝統と創作

運営事務局を務める公益財団法人沖縄県文化振興会の活動は、世界中のエイサー団体とのネットワーク化を強化を目的の一つとしており、本イベントで亡くなった魂を弔う「伝統エイサー」と生きている魂を寿（ことほ）ぐ「世界エイサー」を一同に集め、さならるエイサー文化の発展を目指している事がうかがえる。

沖縄が誇る伝統文化のこれからの可能性を実感することができるイベントになるだろう。

（画像はプレスリリースより）

【実施概要】

ニライカナイまつり概要

11月5日と6日の2日間にわたり、沖縄県宜野湾市にある海浜公園の野外劇場にて、世界音楽祭が開催される。

祭り1日は、エイサー、旗頭、クイチャー、八月踊り、古典音楽など琉球弧の島々を代表する伝統芸能の饗宴。2日目は、喜納昌吉が世界中から厳選した一流アーティスト達によるお祭りだ。

祭りを監督するのは、三線やエイサー、サバニなど失われかけた沖縄文化を現代に復活させてきた巨匠、喜納昌吉である。彼がこれまで指揮してきた祭りのスタイルは、フジロックなど、野外フェスやよさこいソーランなどに、大きな影響を与えたほど。

「本場」の「ウチナー口」と「伝統芸能」を広く伝えるという目的のほか、沖縄から発信する、世界的な音楽の創出などを目指した音楽イベントである。

プログラムの内容

1日目の「琉球弧 芸能絵巻」は、これまで経験したことのないほどの美しく、しなやかな、沖縄伝統芸能。現代人の感覚に合う、新たに生まれ変わった古典を楽しむことができる。

出演は、喜納昌吉＆チャンプルーズ、赤嶺 正一（宮城流 薫風会）、花バンド、下地 暁、日出克、クイチャー（宮古島）、八月踊り（奄美8・6会）、旗頭、古典音楽（野村流伝統音楽協会 新城清弘ほか監修）など。

2日目の「セレブレーション・ダンス・パーティー」は、体がひとりでに踊りだすような、最高の盛り上がりを体感できるイベントだ。世界中の一流アーティストによる、感動のライブを味わえる。

出演は、喜納昌吉＆チャンプルーズ、白井良明、MATE POWER（独）、ロン・ユエ（中国）、火いろ&香おるなど。

イベント詳細