• 2022/05/14
    沖縄旅行:カテゴリ( 石垣島 )

    マリンアクティビティが怖くても大丈夫!青の洞窟に出かけよう!

    マリンアクティビティが怖くても大丈夫!青の洞窟に出かけよう!

    「青の洞窟」はイタリア南部・カプリ島にある観光名所が有名ですが、日本でも沖縄本島にある真栄田岬が有名です。
    しかし石垣島にも青の洞窟があることをご存じでしょうか?自然が作り出した洞窟の青い海面。ぜひ一度は見てみたい自然の神秘の光景です。
    石垣島ではマリンアクティビティが合わせて楽しめるとあって、人気のスポットなんです。今回はその青の洞窟と体験できるアクティビティについて詳しくご紹介します。

    石垣島の青の洞窟とは?


    太陽光が差し込む角度と、その反射が起きる地形など、様々な条件が揃って初めてみることができる青の洞窟の美しさ。特に石垣島の青の洞窟は手つかずの自然の中にあります。
    石垣島の青の洞窟はプライベートビーチのような場所にあり、他の観光スポットのように整備されているわけではありません。また案内が出ていないため、個人で行く場合には様々なトラブルが発生する可能性があります。
    石垣島の地元で様々なアクティビティやツアーを開催していて、信頼が出来る業者が行う青の洞窟体験ツアーをぜひ利用しましょう。



    マリンアクティビティが苦手だけど大丈夫?


    石垣島といえばマリンアクティビティ、というほど観光でダイビングなどを楽しむ人がほとんどです。
    しかしマリンアクティビティを楽しむより、自然の中でゆったり過ごしたい、また、家族が行くから参加はするけど泳ぐのは苦手、という場合もありますよね。
    石垣島の青の洞窟体験ツアーは、そんな方にこそぜひおすすめしたいマリンアクティビティなんです。
    石垣島の青の洞窟は沖縄本島の青の洞窟とは違い、水深がそれほどありません。そのため満潮時には泳いで行きますが、干潮時には歩いていけます。
    石垣島の青の洞窟では、マリンアクティビティはシーカヤックかシュノーケリングが楽しめます。シーカヤックは自分の力で漕ぐ楽しみがありますし、シュノーケリングは泳がなくても顔をつけるだけで大丈夫なので、ダイビングやカヌーといったマリンアクティビティがちょっと苦手な人でも安心です。
    水深がそれほどないので、お子さんでも楽しめますし、内部に入って洞窟体験も楽しめます。ただし参加できる年齢制限がありますので、申込時には確認しておきましょう。プールで泳いだ経験があるならまず問題はありません。



    青の洞窟の場所は?


    青の洞窟は石垣市内から車で約30分、石垣島の北岸にあります。ただしわかりにくい場所にあるため、市街地から青の洞窟のあるビーチまで送迎をしてくれるツアーを利用しましょう。
    石垣島に着いてすぐ行きたい、という場合には、空港からの送迎をおこなっているツアーもあります。ツアーによって出発時間や集合場所に違いがありますので、旅のスケジュールに合わせたものを選ぶようにしましょう。



    青の洞窟は時間によって色が変わる


    太陽光の反射によって海の色が変わるだけでなく、干潮時や満潮時にも色が変化します。満潮時の方がより青く見えますので、できればそれに合わせるといいでしょう。
    午前中は観光客が多いため、ゆっくりと過ごしたいなら15時以降の方がおすすめです。ツアーなどで参加する場合には、時間帯の希望なども受け付けて貰えるか聞いてみましょう。
    ツアー参加の場合、シュノーケルの道具のレンタルがあるかどうかも確認しておきましょう。様々なツアーがありますので、海に入らずただ写真を撮りたい、みるだけでいいといった希望があれば、リクエストすれば大丈夫な場合もあります。予約時に確認しておきましょう。
    短時間で行くことができる石垣島の青の洞窟は、石垣島に行くならぜひ観光ルートに入れておきたい場所です。シュノーケリングのツアーで、青の洞窟がコースに含まれていることも多いので、青の洞窟だけに行きたい時は注意が必要です。



    地元の人もよく行くスポット


    自然そのままの姿だからこそ、その美しさが保たれている青の洞窟。安全や周囲の環境の保護のためにも、できるだけツアーを利用し、そこに住む生き物たちもあわせて観察したいですね。

    石垣島ツアーはこちら


    マリンアクティビティが合わせて楽しめる石垣島の「青の洞窟」をご紹介いたします。
  • 2022/05/14
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    海の見える山の公園!石垣市民も集うバンナ公園って?

    海の見える山の公園!石垣市民も集うバンナ公園って?

    石垣島にあるバンナ公園は、石垣島だけでなく、沖縄県内でも指折りの規模を誇る公園です。一日では回りきれないほどの広さのバンナ公園の見所やおすすめをご紹介します。

    バンナ公園とは?


    石垣島の北、バンナ岳を中心に広がる県立の森林公園です。エリアが5つに分かれていて車で回ることもできるほか、石垣市内や空港からも車でアクセスしやすい場所です。
    バンナ岳は標高230m。亜熱帯気候の植物や動物、鳥や虫など八重山にしか生息していない生き物たちと直接ふれあえる場所です。



    バンナ公園には5つのエリアがある


    広大なために一日で回るのは難しいともいわれるバンナ公園。それぞれのエリアとその特色をご紹介します。
    ・森林散策広場
    石垣ダム近くにあるエリアで、花がメインテーマの広場です。東口、北口の駐車場があります。ここでは八重山の珍しい植物のほか、たくさんの蝶を見ることもできます。
    さらにこのエリアを電動の立ち乗りスクーター、セグウェイで見て回れるツアーがあり、人気を集めています。
    ・ふれあい子供広場
    森林散策広場から道路をはさんで反対側に広がるエリアです。さまざまなアスレチックがあり、またここからは石垣島の緑と海を見下ろすこともできる絶好のロケーションが広がっています。
    ・自然観察広場
    ふれあい子供広場から続くエリアで自然観察歩道が整備されています。ハイキングコースとなっていて、直接自然を観察しながら公園の頂上への展望台に向かえます。西口の駐車場からつながっています。
    ・バンナ森と憩いの広場
    石垣市内から一番近いエリアで南口の駐車場があります。石碑がいくつも置かれているエリアで、芝生の広い敷地で過ごすことができます。ここからバンナ公園の真ん中にあるスカイラインに行くことができます。
    ・バンナスカイライン
    バンナ公園の真ん中を走る道で北口に出ることができます。バンナ公園の一番高いところにある「エメラルドの海を見る展望台」もここからつながっています。



    バンナ公園へのアクセス方法


    バンナ公園では車のほか、バスでも行くことができます。自転車で行くことも可能ですが自然観察広場の遊歩道は自転車で入ることができないので、各エリアの入り口まで行って徒歩で回る方法を採るといいでしょう。
    ・車の場合
    石垣島空港から県道87号線を北上すると北口の駐車場につきます。所要時間は約15分。南口の場合は同じく空港から、県道208号線を北上します。
    北口と南口の駐車場はつながっていますので、どちらから入っても問題はありません。なお、石垣市街からなら車で約6分です。
    ・バスの場合
    石垣島バスターミナルで、路線バスに乗りましょう。吉原線、西回り一周線、西回り伊原間で行くことができます。八重守の塔のバス停で下車すれば歩いてすぐです。



    バンナ公園で外せない見所とは?


    ハイキングやバードウォッチングが楽しめる観察エリアや、アスレチックが楽しめるふれあい子供広場もおすすめですが、バンナ公園の見所は10以上ある展望台です。そのなかでも特に外せない4つの展望台をご紹介します。
    ・エメラルドの海を見る展望台
    バンナ公園を代表する展望台。バンナ岳の頂上にあり、石垣島とその先に広がる海を一望できます。この展望台に併設されている星空展望台は天体観測ができるスポットであるだけでなく、展望台が星のように光る魅力的な場所です。
    ・渡り鳥観測所
    カンムリワシの卵をした展望台で、高台にあるのでこちらでも星の観測ができます。星空展望台の方が人が多いのでこちらは穴場です。
    ・南の島の展望台
    渡り鳥観測所から少し下ったところにあり、海や石垣島を見渡すことができます。バリアフリーのトイレがあるので、散策の途中に立ち寄るのもおすすめです。
    ・カンムリワシ展望台
    石垣ダムが見下ろせる展望台で吹き抜けの展望台。360度のパノラマで、バンナ公園を一望できます。石垣島で有名なカンムリワシをぜひ見つけてみたいですね。



    自然が豊かな公園を楽しもう


    バンナ公園は石垣市街や空港からもアクセスしやすく、ほかでは見られない石垣の自然を堪能できるエリアです。
    ただし山であることからハブが出ることもあり、十分に注意して探索する必要があります。また車で回ることもできますが、迷いやすいのでぜひ事前にマップでエリアをよく確認してから出掛けましょう。



    石垣島ツアーはこちら


    一日では回りきれないほどの広さ!石垣島にあるバンナ公園の見所やおすすめをご紹介します!
  • 2022/05/14
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    水牛車で「ゆっくりとした時間」ウチナータイムを楽しもう!

    水牛車で「ゆっくりとした時間」ウチナータイムを楽しもう!

    沖縄に来ると、時間がゆっくりと流れている感じがします。実際、「ウチナータイム(沖縄時間)」なんて言葉もあるくらいで、南国特有のゆったりとした時間感覚を言うそうです。
    せっかく沖縄へ行くのなら、それこそ「ゆったりとした時間」をゆっくりと楽しみたいものですよね!沖縄観光では水牛車が有名ですが、みなさんは水牛車に乗ってみたことはありますか?
    水牛は大きくてちょっと怖いなというイメージもあるかもしれませんが、よく見ると、とても可愛らしい顔をしています。のんびりゆったりした水牛車の進むスピードはまさにウチナータイム。沖縄らしいひとときを過ごすことができますよ♪

    集落をのんびりと巡る「竹富島」の水牛車


    集落の中をのんびりと巡るのは、竹富島の水牛車。竹富島は石垣島から最も近い離島で、高速フェリーで10分程の島。人口より牛の数の方が多いなんていわれている島です。水牛車は竹富島観光の目玉。赤瓦の家々や、南国の花々に彩られた白砂の道を巡ります。
    島には「新田観光」と「竹富観光センター」の2つの水牛車観光の会社があります。
    「新田観光」の水牛車は、石垣で囲まれた赤瓦の家々が並ぶ集落を巡ります。案内人による沖縄民謡の披露もありますよ。
    集落には南国特有の原色鮮やかな植物が年中咲いています。時期によっては、ドラゴンフルーツやバナナなどの南国フルーツに実がなっている姿を見ることができるかも。
    料金は、大人(中学生以上)が1,200円、小人(小学生)が600円。幼児はひざ上に乗せる場合は無料で、席につく場合には小人料金となっています。
    「竹富観光センター」の水牛車は大きなガジュマルの木など、自然豊かな竹富島を水牛車で巡ります。初夏にはデイゴの花を見ることもできますよ。デイゴの花は真っ赤でとても印象的な花です。
    水牛車は予約なしで乗ることができます。始発が9:00頃、最終が16:00頃となっていて、おおよそ30分毎に運行しています。
    料金は、大人が1,200円、小人(3才から小学生まで)が600円。幼児は大人1名につき1人無料となっています。



    水牛車で海を渡る「由布島」の水牛車


    水牛車で海を渡りたいなら、由布島です。由布島は西表島のそばの島で、由布島と西表島の間は約400mとなっています。満潮時でも1mほどにしかならない遠浅の海で、水牛車で渡ることができます。
    水牛には、1頭1頭に名前がついていて、水牛車の御者の方が水牛の名前や性格を紹介してくれます。御者の方のお話も面白く、三線で民謡を歌ってくれたりします。
    のんびりとしたウチナータイムを10分ほど過ごすと由布島につきます。由布島は島全体が亜熱帯の植物園になっていて、自然を満喫することができますよ。
    由布島の水牛は、始祖が大五郎と花子の2頭。現在、その2頭の孫世代と曾孫世代が中心となって水牛車を引いています。さらに次世代の子牛たちも続々と誕生しているそうです。
    水牛車は、西表島発の始発が9:00、9:15~16:15まで30分おきで最終が16:15、由布島発が10:00~17:00までの30分おき、最終が17:00となっています。
    料金は、大人(中学生以上)が1,400円、小人(小学生)は700円。幼児(小学生未満)は無料となっています。



    紫外線・日焼け対策は絶対!


    八重山地方は紫外線の量が強烈で、人によっては日差しが痛く感じることもあるようです。また、冬であっても紫外線が強い場所です。そのため日焼け対策・紫外線対策は絶対です。
    日焼け止めクリームを全身に塗るだけでなく、サングラスや帽子、薄手の長袖を着用し、日傘を持参するなど、十分に注意が必要です。
    また日焼け止めクリームを選ぶ際には、SPF・PAの値が高い物を選ぶのがポイントです。さらに日焼け止めクリームはこまめに塗ることも大切です。
    「小麦色に焼けたい」と思って日焼け対策を怠ると、やけどのようになってしまい、後で病院に行くということもあるようです。特に小さなお子さんを連れて旅行する場合は、お子さんの紫外線対策を十分に注意してあげてください。



    最後に


    集落を巡る竹富島の水牛車と、海を渡る由布島の水牛車を紹介させていただきました。水牛車で、ゆったりとした「ウチナータイム」を楽しんでみてはいかがでしょうか?(画像は写真ACより)



    石垣島ツアーはこちら


    水牛車で南国特有のゆったりとした時間感覚「ウチナータイム」を楽しもう!
  • 2022/05/14
    沖縄旅行:カテゴリ( 石垣島 )

    イルカと触れ合えるスポットはどこ?

    イルカと触れ合えるスポットはどこ?

    水族館でのイルカショーや、ダイビングなどで野生のイルカに遭遇する機会はあるものの、シーズンは4月から10月の間なので、自然の海のなかでイルカとふれあえる機会はほとんどありません。
    石垣島の新しい観光スポットとして、話題になっている「ドルフィンファンタジー」は、実際にトレーナーとなってイルカへの餌やりなどができる体験コースや、イルカとふれあい一緒に泳ぐことができるプログラムが用意されています。
    そこで今回は、この「ドルフィンファンタジー」でのイルカとのふれあい体験について詳しくご紹介します。

    ドルフィンファンタジーとは?


    ドルフィンファンタジーとは、石垣島にできた新しい観光スポットで、なかなか実際に触れることのできないイルカに、1年中会うことができる施設です。
    野生のイルカに海で遭遇する機会は少なく、また冬の間はイルカが近海を泳いでいないためさらにその機会は減ります。水族館でもふれあう機会はありますが、通常はタッチをするだけなど短い時間の体験しかできません。
    しかしドルフィンファンタジーでは、冬でもイルカに会うことができます。冬限定のプログラムもあるので、観光客が多いシーズンを外して観光したいときにも立ち寄ることができます。



    ドルフィンファンタジーでできること


    ドルフィンファンタジーでは、実際にイルカと泳ぐプログラムだけでなく、泳げなくてもふれあうことができる体験プログラムなど、様々なプログラムが用意されています。

    ・ドルフィンスイム
    海に作られたイケスのなかで、実際にイルカと一緒に泳ぎふれあうことができます。4歳以上から参加が可能ですが、5歳以下のお子さんの参加には保護者の同伴が必要です。ウェットスーツを着用しますが、水着が必要です。

    ・イルカとふれあう
    泳げなくても、餌やりやふれあいができるプログラムです。参加に年齢制限はありませんが、5歳以下のお子さんには保護者が同伴してください。濡れますので水着が必要です。なお、夏以外は胴長のレンタルがあります。

    ・イルカのトレーナーになろう
    冬期だけの限定で体験ができるプログラムです。ドルフィントレーナーの仕事を体験し、実際に自分でもイルカのトレーニングを行います。参加できるのは中学生以上、汚れても大丈夫な服装での参加となります。他ではなかなか体験できない、トレーナーの裏側を見学できるのも魅力です。

    ・イルカウォッチング
    10月から6月の期間限定で行われているプログラムです。イルカのトレーニングを間近で見学することができます。5歳以下のお子さんは保護者の同伴が必要ですが、気軽に参加でき、写真をたくさん撮れることもあり、人気のプログラムです。
    このほかドルフィンスイムやイルカとのふれあいのプログラムに参加するお子さんを見守る見学のコースも用意されています。家族で来てみたけど、水に入るのはちょっと...というときにも安心です。



    設備や装備について


    イルカとのふれあいに必要なアクティビティの道具については、レンタルがあるので、実際に持って行く必要があるのは水着やサンダル、タオル、夏の時期には日よけの帽子などです。
    ただしイルカに害となりますので、ボディーソープやシャンプー、リンスの持ち込みは禁止となっています。シャワー設備はありますが、簡単に洗うだけにしておきましょう。



    体験プログラムには予約が必要?


    石垣島の観光スポットとして注目を浴びているだけでなく、石垣島のホテルなどでもこちらのアクティビティができる宿泊コースなどもあり、シーズンには定員の空きがないということもあります。
    WEBでの予約も受け付けていますので、早めに予約をしておくようにしたいですね。電話での予約も可能となっています。

    ドルフィンファンタジー石垣島
    住所:新港地区緑地公園駐車場内集合
    問い合わせ:0980−87−5088
    開催時間の30分前に集合のこと
    アクセス:離島ターミナルより車で5分



    石垣島でしかできない体験を


    美しい石垣の海で、イルカとふれあえる貴重な体験。ここでしかできない思い出作りに、ぜひ石垣島を訪れた際にはイルカに会いに行ってみませんか。(画像はイメージです)



    石垣島ツアーはこちら


    イルカと触れ合えるスポットはどこ?「ドルフィンファンタジー」でのイルカとのふれあい体験について詳しくご紹介します。
  • 2022/05/14
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    感動的。ホタルが作る光の絨毯を見に行こう!

    感動的。ホタルが作る光の絨毯を見に行こう!

    石垣島では1年中ホタルをみることができるという話を聞いたことはないでしょうか。
    その話も間違いではないのですが、3月から5月にみることができるホタルは、地表から近い場所を飛ぶためにまるで光の絨毯のようにみえることから、話題となっています。
    今回は光の絨毯として観光客や地元の人々に愛されるホタルについて、みることができる方法について詳しくご紹介します。

    石垣島でみることができるホタルとは?


    ホタルは様々な種類がありますが、沖縄に生息するホタルは約9種類生息していて、なかには発光しないものやいわゆるホタルといわれる形とは異なる形態のホタルもいます。
    発光するホタルの中でも代表的なのが、ヤエヤマヒメボタル、キイロスジボタル、そしてオオシママドボタルです。これらのホタルは成虫になる時期が異なるため、1年を通してホタルをみることができるのです。
    また石垣島でみることができるホタルは、本土のホタルとは生育環境が異なり、陸に住んでいます。特にヤエヤマヒメボタルは雌に羽がなく、雄も飛翔する力が弱いため、行動範囲がそれほど広くありません。
    そのためホタルをみることができる場所は限られており、また環境によっては毎年同じ場所でみることが難しいこともあります。



    光の絨毯を作るヤエヤマヒメボタルとは?


    ヤエヤマヒメボタルは日本でもっとも小さなホタルで、体長は2mmから4mmほど。陸で生活する陸棲の昆虫で、幼虫の際にカタツムリを食べて成長します。
    本土のホタルのように、きれいな水の流れる川で幼生が成長するわけではなく、餌となるカタツムリが多く生息する湿り気が多く、下草が多く生えている草むらが必要なのです。
    またヤエヤマヒメボタルの特徴は、その発光の仕方で、30分ほどの限られた時間しか発光しません。普段は枯れ草の影などに隠れているホタルが、決まった時間に現れて一斉に発光するため、まるで光の絨毯が敷き詰められたような、自然のイルミネーションともいえる光景が目の前に広がるのです。
    しかし開発が進んだことで、ホタルの生育できる場所はだんだんと少なくなりつつあるのが現状です。



    光の絨毯はどこでみることができるの?


    ホタル観察のスポットとしては、バンナ公園のホタル街道、そして前勢岳などが有名です。
    しかし多くの観光客が集まるため、駐車場などが一杯になっている場合や、思うようにみることができないという可能性もあります。できれば日没前にスポットに向かい、ホタルが発光するのを待ちましょう。この際懐中電灯などを使わない、カメラのストロボを使わないなど、ホタルを脅かすことのないよう十分注意しましょう。
    また草むらに入るため、ハブなどがいることもあるので、十分に中止し、虫対策のためにも服装や靴などきちんと準備しておくことも大切です。
    ○バンナ公園
    住所:石垣市字石垣961-15
    電話番号:0980-82-6993
    アクセス:石垣市街地よりバンナ公園南口車で約6分
    (ホタル街道はDゾーン)
    ○前勢岳
    住所:沖縄県石垣市新川
    アクセス方法:バンナ公園のあるバンナ岳の西にあり、石垣島天文台へと続く山道の途中にホタルスポットがあります。(車のスポットライト、室内のライトはつけないようにしましょう。)



    ホタルの観賞ツアーはあるの?


    こういった有名スポットは、静かに観察するには不向きです。その場合、石垣島の地元でおこなっているホタルツアーを利用しましょう。
    ホテルなどのアクティビティとして、ホタル観賞のコースが用意されているところも多くあり、また夜間の安全も確保できますのでツアーを利用する方が確実です。ヤエヤマヒメボタルは石垣島のどこでもみることができるわけではないので、注意が必要です。



    ホタルの生育を見守りながら観察しよう


    限られた場所で、限られた時間にしかみることができないヤエヤマヒメボタルの発光。その美しい姿は、いまや全国的にも有名ですが、多くの人が立ち入るために、逆にホタルが生育しにくい環境になりつつあります。
    ホタルの生育を邪魔することのないよう、気遣いながらホタルの美しい姿を見守るようにしたいですね。
    (画像は写真ACより)

    石垣島ツアーはこちら


    石垣島ではホタルが1年中観察可能?ホタルが作る光の絨毯を見に行こう!