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2022/05/14沖縄旅行:カテゴリ( 宮古島 )
海だけじゃない!宮古島で楽しめる体験教室!
宮古島と言えば、'美しい海'を楽しめる沖縄の離島ですが、今回は自然の魅力も味わいながら思い出も作ることができる、体験教室を紹介します。
宮古島ならではの体験を
宮古馬乗馬工房では、1991年に天然記念物に指定された「宮古馬」に乗ることができます。体験内容は園内引き馬と、トレッキングの2種類があります。自然に囲まれた園内のコースを周ることが出来るのですが、トレッキングは経験者のみが体験できます。
「宮古馬」は日本在来馬で、頭数の少ない希少種。宮古島にしかいない馬です。温厚で人懐っこい性格なので、子どもも初心者も園内引き馬なら楽しく体験できますよ。
郷土料理工房~LOHAS DINING~では、宮古島の食材を活用して創作料理を作ります。宮古島産紫芋(ちゅら恋紅)フィナンシェ作り体験、郷土料理体験(ゴーヤちゃんぷる・島天ぷら・タコライス)、ハーブティー作りが体験できます。
琉装・万華鏡工房~ベルフォーウェディング~では、本格的な琉装(琉球衣装)体験ができます。琉装は女性用だけでなく男性用もあるので、ウェディングフォトにおすすめです。
また、キラキラと形を変えながらまわる万華鏡や貝などを入れたジェルキャンドル作り体験も、こちらでできます。
自分で使える!自宅に飾れる!
宮古織物工房では宮古島に古くから伝わる「宮古織物」の技術で、マット織り体験が楽しめます。自分だけのオリジナルマットをはた織り機で「トントン」と織ります。宮古上布は芋麻(チョマ)から繊維をとり、糸をつんで、藍染めをして手織りした麻織物の最高級品なんです。
藍染め工房では絞り染めを体験できます。 こちらの工房では、白地に輪ゴムや糸などを使って模様にしたい部分をしばって染めます。(ハンカチ・手ぬぐい・ストール・Tシャツなど)どんな模様に仕上がるか、広げてみるまではわからないので、できあがりが楽しみですね。
チガヤ工房では、宮古島に自生する植物のチガヤなどを使用して、民具作り体験ができます。ヤシの繊維から作った紐でビー玉を編みこんで、ビー玉ストラップが作れます。カゴ・小物入れ・ススキのほうきなど日常使いができるものを作るので、お土産としてもいいかもしれません。
陶芸工房~シーサー陶房 球~では、宮古島の土を使ってシーサーを作ります。シーサーは伝説の獣であり、魔除け・守り神として建物の門や屋根に設置されている像を見たことがある方もいると思います。ファミリーで一対のシーサーを作るのも楽しそうですね。陶芸工房ですので、器を作ることもできます。
定番のアクセサリー作り体験も
貝がら工房~MOKUPUNI(モクプニ)~では、黄色宝貝、貝がら、サンゴなどを使ったオリジナルアクセサリー作りが楽しめ、黄色の宝貝やビーズを使用してストラップやブレスレット作りが体験できます。
また、宮古島のシャコを使用してランプやキャンドルホルダーも作れます。貝がらやサンゴは持ち込みが可能なので、浜辺で見つけたものを活用してみてもいいかもしれませんね。
牛の角・島ぞうり工房~かんどぅぬ工房~では、宮古牛の角を使用してドクロ・ハート・シーサーなどのアクセサリー作り体験が楽しめます。他に、三線の爪(バチ)、木のパズル、海人メガネ作りも体験できます。
他にはオリジナルの島ぞうり(ビーチサンダル)を作ることができます。自分で好きな絵を描き、アートナイフで白いゴムの部分をそいで作ります。完成した島ぞうりはすぐに履くことができますよ。
まとめ
今回紹介した工房は、宮古島市熱帯植物園内の宮古島市体験工芸村にあります。夏休みの自由研究・工作にも利用できますし、修学旅行の体験教室としてもおすすめなので、旅の想い出にプラスしてみてはいかがでしょうか?
宮古島市体験工芸村
住所:宮古島市平良東仲宗根添1166-286
電話:0980-73-4111
アドレス:http://miyakotaiken.com
旅行先でしかあじわえない体験。宮古島で自然の魅力も味わいながら思い出も作ることができる、体験教室を紹介します。
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2022/05/14沖縄旅行:カテゴリ( 宮古島 )
水牛車で行ける由布島の亜熱帯植物園
石垣島が日本で最も人気のある観光地になり、その余波で八重山諸島の離島にも注目が集まっています。
特に印象的なのは、海を渡る水牛車でおなじみの由布島。一度はあの水牛車に乗ってみたいと思いませんか。由布島の歴史
もともと無人島でしたが、竹富島から西表島に通い農耕をしている時、島民はマラリア蚊がいない由布島に泊まりました。やがてマラリアが根絶され、パイナップルやさとうきび産業が始まり、定住者が増え集落は商店や小学校ができるほど栄えました。
しかし海抜1.5mの由布島は台風に弱く、昭和44年の大型台風が島を襲い、壊滅的な被害を受けました。ほとんどの島民は西表島に移っていきましたが、西表正治おじい夫婦だけは残り、南国の楽園を夢見てヤシや花を植え続けていったそうです。
そして10年後、とうとう由布島亜熱帯植物園が開園されました。ヤシの林の中に、見たことも無いような美しい花が咲いたそうです。
さらに平成2年、水牛車を映した印象的な明電舎のコマーシャルで、由布島ブームが起きました。明電舎は由布島の電化に尽力した会社です。
島民は、何度も台風の被害にあいながらも、そのたびに復興していきました。レストラン、蝶々園、ブーゲンビリアガーデン、貝の館などの施設が次々とでき、今では大人気の観光地となっています。
由布島
人口より水牛の数の方が多い由布島。遠浅の海を水牛車で渡っていく様子が有名ですが、干潮の時は車や徒歩でも渡れるんです。
水牛車の船頭は島の話をしたり三線の伴奏で沖縄の歌を歌ってくれたりします。のんびりした水牛車と島時間、美しい植物と咲き乱れる南国の花、心癒やされる魅力的な島です。
水牛車待合所
パーラーが併設されており、ブルーシールのアイスクリーム、島のフルーツが販売されています。水牛車は30分おきに出ているので、スケジュールに合わせてゆっくり園内を回ることができます。
水牛の池
水牛のお休み処。池に浸かって休んでいる水牛が気持ち良さそうにしていたり、かわいい子牛も見られます。
由布島の水牛の先祖は台湾から来た「大五郎」と「花子」。2匹の記念碑がありますのでぜひ探してみてください。
蝶々園
オオゴマダラが飛び回っている温室です。うわさの黄金色のサナギが見られ、係員がどこにサナギがあるのか、教えてくれます。黄金色のサナギは、想像以上の輝きです。
貝の館
夜光貝や黒蝶貝、ミミ貝、タカラ貝、オウギ貝、シャコ貝など、近海に生息している多種類の貝を展示しています。
レストランと売店
八重山料理を中心とした食事とお弁当がいただけます。お土産品が充実していて、Tシャツ、キーホルダーなどのほか、由布島の果樹園で採れたフルーツを直売しています。
他には牛のふんを描いた「ウン付きタオル」や水牛の角の加工品など、由布島ならではの水牛に因んだお土産もあります。
旧校門跡
島が栄えていた時の小学校の校門は、島の歴史とこの門に込められた島民の心を感じます。
由布島の井戸
海抜1.5mですが、1mほど掘ると真水が湧き出します。水道が引かれるまで島の生活を支えてきました。
マンタの浜
マンタのオブジェが飾られたマンタの浜。ここからは小浜島、黒島、石垣島などが望めます。目の前のヨナラ水道はマンタの通り道です。
近くにあるお洒落な「由布茶屋」は、本格的なコーヒーと手作りケーキ、マンゴーや黒糖、泡盛、シークアーサーなどのジェラートが美味しいお店で、八重山の食材にこだわって作っています。
子供の広場と動物園
木陰に子供の遊具がいくつか置いてあります。小さな動物園では、イノシシやポニー、ヤギ、リスザルなどと触れ合えます。
園内では、ガチョウやバリケン、烏骨鶏などが飼われていて、あちこちに水牛やジンベイザメ、マンタなどの動物のオブジェが置いてあります。
ブーゲンビリアガーデン
色とりどりの南国の花ブーゲンビリアが、30本以上咲き乱れる広場です。
園内は、ハイビスカスやアリアケカズラなどが1年中咲き、季節ごとに、オオバナソシンカの紅紫色の大きな花、オオベニゴウガンの綿毛のような紅色の花、ナネセンナの黄色の花などが咲いています。
アクセス
石垣島離島ターミナルから西表島大原港行きの高速フェリーで、30分。大原港からはバスに乗り、「由布島水牛車乗り場」下車し、水牛車で15分かけて渡っていきます。
まとめ
植物園として手を加え整えられた由布島と、手つかずの豊かな自然がある西表島。セットで楽しむのがおすすめです。(画像は写真ACより)
石垣島が日本で最も人気のある観光地になり、その余波で八重山諸島の離島にも注目が集まっています。今回は八重山諸島の由布島をご紹介します。
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2022/05/14沖縄旅行:カテゴリ( 石垣島 )
サンゴ礁の上のウサギの島!?数百羽ウサギが住む嘉弥真島
嘉弥真島は沖縄県の八重山列島の中にある面積0.39㎢の島で、沖縄県の資料では有人島になっていますが実質は無人島です。嘉弥真島と書いて「カヤマジマ」と読みますが、「加屋真島」と表記されることもあります。
全国津々浦々に島はありますが、有人島もあれば無人島もたくさんあります。全国で無人島だけでも6000を超えるといわれています。無人島といえば、テレビ番組でのサバイバル脱出企画や無人島生活などの企画が有名ですが、一般人には敷居が高いと思われがちです。
地権者への許可は必要なのか、無人島なのに交通手段は整っていないのではないかなど疑問もあるでしょう。
しかし、無人島でも観光無人島という観光化されている島もあります。観光無人島ならば上陸しやすいです。
嘉弥真島も観光無人島の一つです。旅行会社が主催するツアーなどで簡単に上陸することができます。
小さな島でまず出迎えてくれるのは、ウサギです。なんと嘉弥真島には数百羽ものウサギが生息しており、心を和ませてくれます。「ウサギの島」として有名な島です。
天然記念物のオオヤドカリなど珍しい生物も生息しており、日本最大といわれるサンゴ礁が広がります。
また、鳥の営巣地や越冬地ともなっています。子どもの教育旅行先としても意義深い島で、人間と自然のあり方を学べます。数百羽のウサギが住む嘉弥真島での楽しみ方
無人島と聞いただけでワクワクする人も多いでしょう。小浜島から約2km、最高標高19mの平坦な島にはどんな世界が待っているのでしょうか?楽しみ方をご紹介します。
ウサギと戯れる
ツアーを利用する際、ツアー料金の中にウサギのエサが含まれていることが多いです。野生のウサギですが、観光に来る人も多いため人慣れしています。特にエサを与えるとなれば、ウサギが団体で押し寄せてきてとても可愛らしいです。
島内散策
島はとても小さく、散策といっても時間はかかりません。人が通ることのできる道はできています。一番標高が高い場所も山という程ではないので行きやすいです。島の全体を見ることができますし、小浜島も見渡せます。珍しい植物や生き物と出会うなど、発見も多くあることでしょう。
シュノーケリングやダイビング
南国ならではの美しい海で海水浴も魅力的ですが、嘉弥真島に来る第一の目的がシュノーケリングやダイビングだという人が多いです。嘉弥真島は自然の宝庫であり、周囲はサンゴ礁のためダイビングやシュノーケリングには打ってつけです。綺麗な熱帯魚もたくさん泳いでいます。
キャンプ
嘉弥真島は無人島ですが、トイレやレストハウス、シャワーなど最低限の設備は備わっているためキャンプが可能です。無人島でのキャンプ自体がとても心躍る体験ですが、夜になると素晴らしい光景を目にすることができるでしょう。満天の星です。星座を見つけてみるのも楽しいでしょう。
ウサギも有名ですが、カモメも多い嘉弥真島。カモメの縄張りに近づくと威嚇されることもあります。また、絶滅危惧種や天然記念物に指定されている生き物も生息しています。人間の手が加わることなく自然のままの状態を見ることのできる島です。無理に生き物に触れようとせず、そっと離れて見るようにしましょう。
嘉弥真島へ行こう!
嘉弥真島はウサギ好きの人や自然派の人には絶対オススメする無人島です。都市の何でも手に入る生活は便利ではありますが、不便で何もない無人島で自然に身を任せてみる時間も贅沢だと感じられるはずです。
ただ、自然や生物を保護するために、きちんとルールを守りましょう。
まとめ
小さな島ですが楽しみ方は色々あるので、各自思い思いに嘉弥真島で時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?
嘉弥真島は沖縄県の八重山列島の中にある面積0.39㎢の島で、沖縄県の資料では有人島になっていますが実質は無人島です。小さな島でまず出迎えてくれるのは、ウサギです。
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2022/05/14沖縄旅行:カテゴリ( 宮古島 )
多良間島の魅力と観光スポットとは?
沖縄には大小の離島が数多くありますが、今回は、宮古諸島エリアにある多良間島を紹介します。
多良間島は宮古島と石垣島のほぼ中間に位置する、自然が豊かな島です。
旅行者は海の美しさや楽しさを味わいながら、ゆったりとした時間を過ごすことができるでしょう。コバルトブルーの海が美しい
島の周囲は白い砂浜であり、紺碧の海とのコントラストがとてもきれいです。海に潜るとカラフルな熱帯魚やさまざまな形のサンゴを見ることができます。島の全周にわたってダイビングポイントがあり、初心者から上級者まで楽しめます。水の透明度は非常に高く、魚群やサンゴなどの撮影にも適したダイバーに人気の島です。
また夕日が沈んでいく海も素晴らしく、キラキラと光る海面とオレンジ色に染まった空は、日頃見慣れた夕焼け空とは別物のようです。もちろん、星空も美しく、波の音が響く静かな島で夜を過ごせば都会の喧騒を忘れさせてくれるでしょう。
多良間島のサトウキビ
島にはサトウキビ畑が多く、収穫時期には島全体が黒糖のあまーい香りに包まれます。
黒糖は高い評価を得ており、全国の製糖工場やお菓子工房などで最高品質の黒糖として使用されています。黒糖のスイーツもおみやげとして人気があります。
沖縄県で唯一、『日本で最も美しい村』に認定
多良間村は、多良間島と水納島(みんなじま)の2つの島が行政区画となっており、島の北側にある前泊港周辺に集落があります。集落は、フクギの防風林にかこまれており、「フクギの里」とも呼ばれています。島の南側ではウシやヤギの放牧が行われており、のんびりとした牧畜風景が広がっています。
多良間村は『日本で最も美しい村』に認定されています。『最も美しい村』の基準は'人の営みが生み出した美しさであり、その土地でなければ経験できない独自の景観や地域文化を持つ村'となっていますので、多良間村の美しさは折り紙付きですね。
多良間村は古い時代から琉球王朝と交流が行われていました。琉球王朝が中継貿易で栄えた頃は、沖縄本島、宮古島、八重山エリアを結ぶ航海上の要所となっていました。村の集落は昔の首里の町に似ているといわれています。
八月踊り
旧暦の8月8日からの3日間は、豊年祭の八月御願(八月踊り 国の重要無形民俗文化財)が行われます。多くの見学客が訪れる盛大な伝統行事です。獅子舞い、棒踊り、労役踊りなど、多良間島で創作された「民俗踊り」と、沖縄本島や首里から伝播した「古典踊り」や「組踊り」が演じられ、琉球王朝時代の宮廷舞踊を感じられる華やかなお祭りです。
祭祀が行われる「御嶽」
多良間島には、琉球の信仰で祭祀などを行う施設「御嶽(うたき)」があります。「御嶽」は琉球神話の神様が存在する場所、宿る場所として、大切にされています。
「塩川御嶽」には、長く続くフクギ並木と「御嶽」をかこむ植物群落があり、天然記念物として県指定文化財とされています。「運城御嶽」では「御嶽」を守るように群生しているフクギの群落が県の天然記念物に指定されています。
八重山遠見台
八重山遠見台は平坦な多良間島の中で一番高い場所(標高33m)にあります。展望台からは島をぐるっと360度見渡すことができますので、島が楕円の形をしていることがよくわかります。天気が良ければ、水納島や石垣島を望むことができるでしょう。
そして、八重山遠見台の隣には船舶の往来の見張り台として、17世紀頃に作られた石積みの古い遠見台跡があります。
「たらま島一周マラソン大会」
11月に開催されている「たらま島一周マラソン大会」には、多くの参加者・観光客が訪れ、島が活気づきます。2017年に同大会は20回目を開催しました。
コースは3km、5km、10km、24.3kmと3.5kmのウォーキングコースがあり、小学生から参加が可能です。
多良間島へのアクセス
多良間島へのアクセスは宮古空港から琉球エアコミューターで約20分、宮古島の平良港からフェリーで約2時間となっています。日本最南端の「日本で最も美しい村」へ、旅してみませんか?(写真ACより)
沖縄には大小の離島が数多くあります。その中で宮古島と石垣島のほぼ中間に位置する多良間島を紹介します。
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2022/05/14沖縄旅行:カテゴリ( 石垣島 )
南の島で星空観測!波照間島星空観測タワーへ行ってみよう!
日本最南端の有人島である波照間島は、周囲の明かりが少ないこともあり、満天の星を観測することができます。また、波照間島では、日本ではなかなか観測することができない星も観測することができます。
波照間島にある星空観測タワーで、星空を眺めながら、夜空に思いを馳せてみましょう。波照間島星空観測タワーについて
有人島の中では日本最南端に位置する波照間島には、「波照間島星空観測タワー」があります。
波照間島星空観測タワーは、日中の時間帯と夜間に営業しています。日中は、屋上からの眺めを楽しむことができますが、夜間は、周辺に街灯などの明かりがないこともあり、屋上から夜空を見上げると、満天の星を楽しむことができます。
日中は午前10時から午後5時まで営業していますが、午後12時から午後1時までは昼休みです。
夜間は、4月から10月までは午後8時から午後10時まで、11月から3月までは、午後7時から午後9時まで営業しています。(※毎週月曜日は定休日)
夜間には、星空について解説する「星空ガイド」が行われます。波照間島星空観測タワーの2階にはプラネタリウムがありますが、台風による漏水、漏電が原因で故障しており、修復は困難な状況です。
また、屋上の天体ドームにある屈折式望遠鏡からは、月のクレーターや土星の環などが観測できますが、こちらも台風の被害により、2017年の時点では利用できない状況となっています。
波照間島では、季節によって南十字星が観測できる!
波照間島では、12月の前半から6月末まで南十字星を観測できますが、4月下旬から6月中旬までは、天候に恵まれればタワーの営業時間中に南十字星を観測することができます。
南十字星は、主に南半球で観測される星座ですが、北半球では、北緯26度以南の地域で観測することができます。波照間島は北緯24度に位置するため、南十字星を観測することができるのです。
南十字星は、南半球では夜空の高いところで明るく輝いていますが、波照間島から見ると、空の上ではなく、水平線からやや高い場所に見えます。
水平線に近い場所で見える星は、空の高いところで輝く星と比べると、さほど明るくないために、天候に恵まれた日や周囲に街灯などの明かりがない状況など、条件がそろわなければ、観測することが難しくなります。
その点、波照間島は南十字星を観測する条件に恵まれています。
日本ではなかなか見ることができない南十字星を波照間島で観測してみましょう。
星空を観測するなら、新月の頃がおすすめ
波照間島は、街灯などの明かりが少ないために、星空を観測する条件に恵まれていますが、月明かりによって星空が見えにくくなってしまう場合があります。
特に、満月の日は、より一層月明かりが明るく感じられます。そのため、満月の日は、星空が見えにくくなってしまうこともあるのです。満天の星を楽しみたいなら、月明かりが見えなくなる新月の日がおすすめです。
まとめ
波照間島では、南十字星のほかにも、ケンタウルス座のアルファ星や、りゅうこつ座など、日本ではなかなか見ることできない星が観測できます。貴重とも言える星空を観測するために、波照間島に足を運んでみませんか。(写真ACより)
波照間島星空観測タワー
住所:沖縄県八重山郡竹富町字波照間3905-1
アクセス:波照間港より車で約15分、自転車で約40分
日本最南端の有人島である波照間島は、周囲の明かりが少ないこともあり、満天の星を観測することができます。波照間島にある星空観測タワーで、星空を眺めながら、夜空に思いを馳せてみましょう。