沖縄の無人島

沖縄には離島がいくつも存在するが、その中に無人島も多くあるというのをご存知だろうか。無人島とは文字通り、人のいない島。つまり、手つかずの自然が残る魅力的な島だ。沖縄本島や離島ももちろん楽しいが、他とはちょっと違う体験がしてみたいという方におすすめなのが無人島ツアーである。

ナガンヌ島

無人島というと、何もない所から火をおこしたり、食料を自分で調達したりなど、サバイバルをするというイメージを持つ人もいるかもしれないが、沖縄の無人島はそうではなく、リゾート色が強い。今回は、無人島ビギナーでも楽しめる施設の充実したナガンヌ島をご紹介しようと思う。ツアーへの申し込みは、ナガンヌ島公式サイトから予約することができる。

アクセス

まず、ナガンヌ島へのアクセスだが、那覇にある泊港（とまりこう）から高速船に乗っておよそ20分と、意外と近い。天候によっては船が大きく揺れることもあるため、船酔いが心配な方は酔い止めを飲んでおくといいだろう。

無人島ツアー

このツアーでの島への滞在時間は5時間。行きの船と帰りの船をセットで予約するシステムだ。その間、島で何をするかは自由だが、ほとんどのツアー客はマリンレジャーを楽しむ。リゾートとしての設備は整っているナガンヌ島だが、自然はほとんど手つかずで、海は限りなく透明なエメラルドグリーン。

ナガンヌ島はサンゴからできた島であるため、砂浜は白く美しい。ただ、その分素足で歩くとケガをするため、サンダルかマリンシューズは必須だ。シュノーケルやライフジャケットなどは現地で貸し出しをしているため、わざわざ購入しなくとも手ぶらで行っても問題ない。バーベキューの器材などももちろんレンタル可能だ。

また、ナガンヌ島にはほとんど日影がないため、ビーチパラソルもしくはレストコテージをレンタルしておくことを強くおすすめする。

県内屈指の美しい海には色鮮やかな熱帯魚も泳ぎ、シュノーケリングをすれば間近に見ることができる。ただ、少し沖へ出ると急に深くなり足が届かないという場所もあるため注意が必要だ。

無人島での宿泊

ナガンヌ島ツアーは基本日帰りだが、予約をすれば宿泊も可能だ。レストハウスに泊まることもできるが、やはりおすすめはテントでのキャンプである。テントの方がより無人島感を味わうことができ、楽しめるのではないだろうか。

運が良ければウミガメの産卵も

宿泊者だけの大きな特典もある。満天の星を独り占めできる贅沢。さらに、5月か6月に宿泊すれば、運が良ければウミガメの産卵に立ち会えるかもしれない。そして7月から9月はウミガメの孵化シーズンのため、赤ちゃんウミガメに遭遇することもある。

そんな自然体験を満喫できるナガンヌ島。1日特に何もせず、ゆったりと波の音を聞くのもいいだろう。日常の疲れを癒やしに無人島体験をしてみてはいかがだろうか。

（画像はイメージです）

おきなわ音楽カンファレンス概要

おきなわ音楽カンファレンス「音楽の産業化について」が、2016年11月18日（金）19時から21時まで、プレイヤーズカフェにおいて開催される。入場は無料。コリンザ前の中央公共駐車場が当イベントの駐車場として用意されている。

音楽のまち沖縄市は、10月から12月までの3ヶ月間を「おきなわ音楽月間」と定め、さまざまな音楽イベントを開催している。当イベントも「おきなわ音楽月間」の特別イベントである。

音楽について考える

当イベントは、沖縄音楽出版株式会社プロデューサー崎原徹がMCを務め、特別ゲストとともに音楽について考えていくスタイルだ。

特別ゲストの一人目が、SIAM SHADEや、I WiSH、HIGH and MIGHTY COLORを担当した経験がある、株式会社アニプレックス企画制作グループSS制作部次長の山内真治。数々のアニメの主題歌を制作し、音楽プロデュースを務めてきた山内とは、「アニメと音楽」をテーマに話を進める。

もう一人のゲストが、エンタメ系の新規事業開発やメディア系のコンサルティングを中心に活躍している榎本幹朗。「Musicman-NET」で連載をもっている榎本とのテーマは、「未来は音楽が連れてくる」となっている。

見応えのある写真

「サシバ」という鳥をご存じだろうか。サシバはワシタカの仲間で、タカのように大きな鳥で、その飛行する姿がとても美しいと言われている。

毎年秋から久米島へ渡り鳥としてやってくると、その姿を写真におさめようというファンも多い。そんなサシバの写真展が現在、久米島博物館で世界の久米島チュ大会開催を記念して展示されており、「おかざき自然体験の森」指導員の三浦重光氏の写真を見ることができる。

ぜひこの機会に。

久米島博物館では他にもロビーで「ハブヒルパネル展」、特別展示室で「久米島の文化財展」と「古文書修復展」も行われている。

展示期間は10月22日(土)～11月13日(日)まで(10月31日と11月7日は休館日)で、開催時間は9:00～17:00(入館は16:30)。

アクセスは、久米島空港より車で約15分、兼城港より約5分、那覇空港から飛行機で約25分、久米島空港よりバス(約15分)で公立病院前下車徒歩約2分で到着する。駐車場無料で50台。　

未来を築いていく若者と子どもたちに送るJAZZ

美しい自然が残る世界遺産 今帰仁城跡で「Okinawa JAZZ Festival 2016」が開催される。沖縄では初めてとなるJAZZフェスティバル。時代を担っていく若者や子どもたちへの熱い想いをJAZZに込める。

フェスティバルでは、子どもたちのために、沖縄県産の竹でつくられたシェイカーや、流木などで製作した木琴、巨大迷路が用意される。楽器作りを体験することもでき、子どもたちが音楽に親しむための工夫が見られる。

「Okinawa JAZZ Festival 2016」概要

「Okinawa JAZZ Festival 2016」は、2016年11月13日（日）今帰仁城跡（なきじんじょうあと）の特設会場において開催される。一般前売りチケットは、3,500円（税込み）、当日チケットは4,000円（税込み）。

オリジナルスタッフTシャツ5枚、入場チケット5枚、フリードリンクチケット5枚がセットになったプレミアムチケットA（100,000円）、オリジナルスタッフTシャツ2枚、入場チケット2枚がセットになったプレミアムチケットB（20,000円）も用意される。

出演予定のアーティスト

JAZZフェスティバルには、うないぐみ、荒武カルテット、ヨリス・ポスティムス グループ、昭和こどもバンド、川満睦、KONKOBA、北山の風、かちゃーしーの8組が出演する。

那覇市や沖縄市で活躍している川満睦は、UAや國仲勝男とも共演経験のある実力の持ち主。今帰仁で開催される「Okinawa JAZZ Festival 2016」に参加が決まり、喜びで一杯だと語っている。

ハイサイちゃんぷるとは

ハイサイちゃんぷるは、沖縄県那覇市の中心にある「さいおんスクエア」で開催されるビールのお祭りで、2013～2015年と3年連続で開催されてきているイベントであり、2015年は2日間で4,000人を超える来場があった。

海外でも大人気の沖縄を代表するビール「オリオンビール」をはじめ、沖縄県内のクラフトビールメーカーや、県内の人気の飲食店が出店し、ここでしか味わえないビールやビールにぴったりのメニューが堪能できる。

イベント基本情報

日時は、2016年11月12日（土）、13日（日）、12:00から19:00までで、

会場は那覇市牧志駅前・国際通り「さいおんスクエア」（沖縄県那覇市安里2丁目1番1号）である。

主催者は株式会社フラッグで、実行委員は株式会社フラッグのタカバシ ショウヘイ氏と、ダイニングバー やまぐすくの山城忠志氏である。

問合せ先は、ハイサイちゃんぷる～ビアフェスティバル実行委員会

（TEL：098-882-1340（担当：タカバシ・奥間）、FAX：098-882-1341、

e-mail: s.takabashi@flag-pictures.co.jp）となっている。

会場アクセス情報

ゆいレールを利用した場合、最寄り駅は牧志駅で、

駅からは徒歩1分で会場まで到着できる。

最寄り駅までの乗車時間は、那覇空港駅からは約16分、首里駅からは約11分である。